「3.11」と日常

３年前の今日、東日本の人々にとって忘れられない災害が起こりました。
ここ東京は東北に比べればたいした被害も無く、東京に住みながら何かを発言するのは躊躇われるものがあります。
なので、「3.11」について発言するのは他のかたにお任せすることにします。

ただ、あの後、「もう、デジタルはおしまいかもしれない……」と、漠然と思っていたりしました。
意外にも、世の中が、デジタルよりアナログに重きを置く状況にはなりませんでした。
私は……と言えば、やはりデジタルとアナログの間を、ふらふらと生きています。

画像は、宝塚大学新宿キャンパスのイラストレーションコースの、今年の作品集に載せる「ギリシャ神話」の為の絵（下絵）と、人形を創るためのサーニット（焼くと固まる樹脂粘土）の混色見本。
自宅での作業は、デザインやイラスト以外の仕事は、完全にアナログにシフトしています。
絵に関して言えば、アナログの味わい深さにはデジタルでは表現できないと思っています。


暫く、新刊の宣伝をさせていただきます。

『幻獣 　神話と伝説のいきもの (ほんとにいるんですか?絵図鑑)　』
百々佑利子監修　高田美苗その他　グラフィック社　3/7刊 　1,575円
　http://www.amazon.co.jp/gp/product/4766125517/ref=as_li_qf_sp_asin_il_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4766125517&linkCode=as2&tag=vril-22 …