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こんどこそ、「鉛筆画のコツ」 [展覧会]

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※「鉛筆派」展課題作「ヴィーナス」

「鉛筆画のコツ」というタイトルでブログをアップしたところ、
アクセス数が急激にアップしました!!!

「コツをつかんで来た」というだけの内容でしたが、
「鉛筆画のコツが分かる!!!」と思って、見てくださったかたも多いのでは?
本当に申し訳ないです;;

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※自由作品「カクレ」

ですので、本当に「コツ」を少し。

以下、手順です。
1)先ずは、表面が強い紙を選ぶ。
  消しゴムをかけても、表面が荒れない紙を選びましょう。
  繊細な表現がしたい場合は、紙の目は極細で。
2)最初は、柔らかい鉛筆であたりをとる。
3)徐々に、硬い鉛筆に持ち替えて繊細な表現をする。
4)最後に、また柔らかい鉛筆で、濃くしたい部分を描く。

そして「コツ」。
いきなり硬い鉛筆でガシガシ描くと、紙の目が潰れ、
その後、鉛筆が乗らなくなります。
グラデーションを作りたい時には、柔らかめの鉛筆で描いて、
その後、硬い鉛筆を使って、
柔らかめの鉛筆で描いた線をぼかしていく感じで描いて行くと、
グラデーションがキレイに出ます。

まぁ、これは私の描きかたですので、それだけが正しいわけではありません。
豪快にガシガシと濃い鉛筆で描くやりかたもありますし、
硬い鉛筆で繊細に仕上げるかたもいらっしゃると思います。

鉛筆って、子供の頃から一番慣れ親しんだ画材(筆記具)で、
誰でも使うことができますが、極めればとても奥の深い画材です。

30日からの「鉛筆派」の展示では、広い会場に、
建石先生の凄腕の生徒さんたちの作品が沢山展示されます。
「鉛筆ってここまで描けるんだ!」と目からウロコの展示です。
残暑きびしい中ですが、是非、お越しください。

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「鉛筆派XVIII+建石修志」展
会場:コート・ギャラリー国立
   国立市中1−8−32
会期:2018年8月30日(木)〜9月4日(火)
   11:00〜18:00(最終日は16:00まで)

トークイベント 天沼春樹+建石修志「原点の画材鉛筆の世界」
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「わたしの昼顔・Belle de jour」展
会場:ギャラリー オル・テール(京橋)
会期:2018年9月1日(土)、2日(日)、7日(金)、8日(土)
   9日(日)、14日(金)、15(土) ※全7日間
   12:00〜19:00(最終日17:00まで)
出展作家:井関周、須川まきこ、高田美苗、七菜乃、根橋洋一、呪みちる、古川沙織
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「蔵書票の宇宙 2018」
会場:メゾンド・ネコ
   東京都中央区京橋1−6−14 佐伯ビル2階
会期:2018年9月11日(火)〜17日(月)
   12:30〜19:00(土・日・最終日は17:00まで)
出品作家:大野加奈、叶悦子、塩崎淳子、高田美苗、内藤八千代、林由紀子、前川希
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