潜伏キリシタンが墓参りをするときには、
墓石の上に白い小石を十字の形に並べて祈り、
帰る時には、見つからないように小石をバラバラにしたそうです。
長崎ならば南の海も近いので、
もしかしたら島から流れ着いた、
波で削られたサンゴが使われていたこともあるかもしれない……
と思いながらサンゴを拾いました。
また、「穴あき石」を通して見ると「妖精が見える」とのことですが、
「穴あきサンゴの小石」を通して海を見れば、
人魚が見えたりもするのかもしれません。
この2個の石などは、まさに風景。
色々と「見立て」を考えながら拾うと、
ビーチコーミングの面白さは尽きることがありません。