描いている途中の絵は、ほとんど出来ているか、
油絵具が乾かず、次の作業に移れないものばかり。
新作を描くことにしました。
心折れることばかりが起きますが、絵描きは、
そんなマイナスのベクトルさえ作品に昇華できるというもの。
(勿論、それが他人に受け入れられるかは別ですが……)
折られた一角獣の角を持つ少女です。
先日、マンガ分野の先生に「生ハム(を削ったあと)の骨」をいただきました。
それを持ってみたら、物凄く重い。
蹄がついたままの骨は、生々しく、命の重みそのもの。
一角獣の骨も、きっと、少女が持つには重すぎるものでしょう……。