奄美の小石 [旅行]
潜伏キリシタンが墓参りをするときには、
墓石の上に白い小石を十字の形に並べて祈り、
帰る時には、見つからないように小石をバラバラにしたそうです。
長崎ならば南の海も近いので、
もしかしたら島から流れ着いた、
波で削られたサンゴが使われていたこともあるかもしれない……
と思いながらサンゴを拾いました。
また、「穴あき石」を通して見ると「妖精が見える」とのことですが、
「穴あきサンゴの小石」を通して海を見れば、
人魚が見えたりもするのかもしれません。
この2個の石などは、まさに風景。
色々と「見立て」を考えながら拾うと、
ビーチコーミングの面白さは尽きることがありません。
奄美に行って来ました [旅行]
この新型コロナで移動の自粛のなかですが、
飛行機もキャンセルできない安いチケットなので、
奄美に行って来ました。
以前、奄美に行って一番印象的だった加計呂麻島に……。
今回は、海の見えるコテージに宿泊しました。
目の前は、奄美でも有数の美しい海岸、スリ浜。
新月の頃だったので、夜は降るような星。
南の海に行くと、何と言っても一番楽しいのはビーチコーミング♪
今までに何度も海岸線を漁っていますが、初めてイトカケガイを見つけました。
本当に美しい貝です。
テンション上がりました!!!
「貝の標本」として売られているような完品は、
余程の幸運が無ければなかなか出会えません。
ただし、小さな貝殻ならば、完品に近いものがあります。
シャコガイも、子供の頃はこんなに可愛い♪
完品でなくても、今回はタコブネの欠片も見つけることが出来、
それもとても嬉しいものです。
飛行機もキャンセルできない安いチケットなので、
奄美に行って来ました。
以前、奄美に行って一番印象的だった加計呂麻島に……。
今回は、海の見えるコテージに宿泊しました。
目の前は、奄美でも有数の美しい海岸、スリ浜。
新月の頃だったので、夜は降るような星。
南の海に行くと、何と言っても一番楽しいのはビーチコーミング♪
今までに何度も海岸線を漁っていますが、初めてイトカケガイを見つけました。
本当に美しい貝です。
テンション上がりました!!!
「貝の標本」として売られているような完品は、
余程の幸運が無ければなかなか出会えません。
ただし、小さな貝殻ならば、完品に近いものがあります。
シャコガイも、子供の頃はこんなに可愛い♪
完品でなくても、今回はタコブネの欠片も見つけることが出来、
それもとても嬉しいものです。
ボッティッチェルリに急接近!!! [旅行]
イタリアの美術館で、本当に嬉しいのは、
憧れの絵画を、ものすごく近くで見られることです。
ウフィッツィ美術館のボッティッチェルリ「ヴィーナスの誕生」。
この角度!
どれだけ近いか分かると思います。
画集などで見たことのある作品が、ほんの近くにある感動!!!
ボッティッチェルリの作品は、流石に、アクリルガラスで覆われていましたが、
ほとんどの作品は、額にガラスも入らない状態です。
柵さえ、ほとんど有りません。
勿論、あまりに近づき過ぎれば、警告音が鳴って恥ずかしい思いをしますが……。
そして、美術館は、目が見える人だけのものではありませんでした。
このキャプションボードは、透明の樹脂に点字を打ったものをかぶせてあります。
ウフィッツィ美術館では、視覚障害の方たちが薄いゴム手袋をして彫刻に触れていました。
名画の複製レリーフもあり、それに触れる事もできます。
それにしても、4月から公文書での国名表記から「ヴ」の表記が消えるそうですが……。
「国名」なので、ヴィーナスもヴェネツィアも関係ないのですが、
「ビーナス」「ベネチア」なんて言われたら、情緒が無くなる気がします。
初めてのオッソブーコ! [旅行]
日本は胃袋が小さく、食が細いので、ちゃんとしたレストランに入って、
そこそこの量を食べる勇気が、なかなか出ません。
昼食は、ジェラート程度を食べるだけにして、
フィレンツェの最後の夕食は、ちゃんとしたレストランで……。
ただのポモドーロだけど、美味しい。
そして、初めてのオッソブーコ!
「肉は骨周りが美味しい」というけれど、本当に美味しかったです♪
「オッソブーコ」というのは「骨の穴」ということでだそうで、
食べ終わると、三角形の骨に髄の穴が丸く残ります。
食べ終わった写真を撮っていなくて残念!
あまりに美味しかったので、日本に帰ってから、
東京でオッソブーコを出す店を検索してしまいました。
ヴェネツィアは旅行客が多いからか、
簡単にパスタ程度を食べることができる店が多いようです。
そういう店で、イカスミパスタなどを食べたりしていましたが、
ヴェネツィア最後の夕食は、ちゃんとしたレストランに。
「チケット」と呼ばれるベネチア名物の料理を頼んだら、流石、海産物が沢山!
イカの白子が美味しかった!
そして、前回、ローマで食べそびれたカルボナーラ。
何故かヴェネツィアでリベンジ。
アルデンテで美味しい♪
フリットミスト、揚げ具合が絶妙!!!
そして、ヴェネツィアは、お店のフロアの接客がすごいんです。
お店のお客さんたちは多国籍。
簡単な日本語、フランス語、英語で接客……プロだなぁ……と関心。
多分、中国語もできるんだろうなぁ。
最後には「お客様は神様です」で送り出すサービス(笑)。
サンタ・マリア・ノヴェッラでティータイム [旅行]
フィレンツェ2日目は、前日の東京からフィレンツェへの大移動で疲れてしまったので、
アカデミア美術館のほかは、ZECCHIとサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局での買い物のみ。
上の画像は、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会。
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は、
「天然のハーブを用い、自然治癒や予防医学という思想をもとにした、
フィレンツェで800 年の歴史を誇る世界最古の薬局」だそうで、
フィレンツェに行くと、必ず立ち寄ります。
サンタ・マリア・ノヴェッラとの初めての出会いは、姉から貰ったローズの石鹸。
とにかく香りが良く、それも自然な香りがします。
東京にも店舗がありますが、無茶苦茶お高い!!!
フィレンツェでもお高いのですが、東京で買うよりは……。
年齢のせいか、だんだんと無理が効かなくなって来たので、
今回は、ゆったり無理をしないようにしました。
そこで、初めて、サンタ・マリア・ノヴェッラのティールームでお茶。
イタリアといえばコーヒーが美味しいのですが、
薬局なので、ハーブティーにしました。
他の部屋の内装もすごく素敵なので、ご興味あるかたは、
是非、画像検索を!!!
ヴェネツィア自然史博物館 [旅行]
観光客は、あまり行かないと思いますが、「驚異の部屋」の展示があるという情報を得て、
ヴェネツィア自然史博物館にも足を延ばしました。
ヴェネツィア観光のために、「ベニスカード」というヴェネツィアの水上バスや、
美術館や博物館などの入場チケットのパスがあります。
ここも、そのカードで入れました。
度肝を抜かれたのは、象の頭の剥製の壁掛け!
ものすごく大きい!!!
実際の象を見たことのある私でも驚くのですから、
象を見たことのない昔の人が、どれほど驚いたか想像に難くありません。
涙をさそう感じだったのが、ゴリラの剥製。
上野動物園などで見て、ゴリラに親近感を持っているためか、
何やら剥製にされたゴリラは哀しい……。
見惚れたのは、白いものばかりを集めた展示。
神々しい……。
人魚の剥製までありました(笑)。
これ、日本製かなぁ?
江戸時代には、日本製のこうした剥製が、かなり輸出されていたようですので。
画像はあげませんが、マニアの多い(?)干し首も。
ダビデちゃん♪ [旅行]
フィレンツェ2日目。
「2日目」と言っても、「1日目」はずっと飛行機で、
深夜0時頃にホテルに着いたので、ほぼイタリア1日目。
前回フィレンツェに行った時には、アカデミア美術館に行かなかったので、
何年ぶりでしょうか……。
アカデミア美術館は、ほぼ「ダビデ像」のために美術館と言っていいのでは?
前からのダビデはよく見ると思いますが、
後ろ姿のダビデは、現地に行かないと、なかなか見ることが出来ません。
ダビデは、勿論、素晴らしいのですが、
なんだか感激してしまったのが「石膏像室」。
清々しいばかりに石膏像が並んでいました。
シモーネ・マルティーニの!!! [旅行]
大学の行事の合間を縫って、イタリアに行って来ました。
フィレンツェ三日目、丁度、フィレンツェの美術館が無料になる一週間だったので、
混雑して入れないかと思っていましたが、意外にスンナリ。
ウフィッツィ美術館に入ると、いきなりのシモーネ・マルティーニ!!!
「受胎告知と聖アンサヌス、聖女」!!!!
古典技法を学ぶ者にとっては、一度は見ておきたい作品。
2001年に修復されたそうで、本当に、今、描いたように神々しく美しい。
天使の口からは、聖母に祝福の言葉が溢れ出しています。
これ、なかなか「マンガ的な表現」ですね(笑)。
古典絵画の金使いは、本当に大好きです。
薄暗い教会の中で、他の部分は暗く沈んでしまっても、
金の部分だけは、その中で美しく光ります。
小さい絵を描いたら、少し、金箔を使ってみようか……という気持ちになります。
イタリアの美術館は、フラッシュさえたかなければ写真OKな場合が多く、
また、ほとんどの作品がガラスなどで覆われる事なく、
ほんの近くで見ることができる……という贅沢さ!
波照間島に行って来ました [旅行]
「人形と絵の『春』展」、無事に終了いたしました。
大勢のかたにご覧いただきまして、本当に有難うございました。
さてさて、勤務に少し余裕があった3月の末、
有人島としては日本最南端の島、波照間島に行って来ました。
とにかく水が透明!
あまりに水がキレイなので、波頭がほとんど白くなりません。
「何も無い島」で「何もすることが無い」ので、
時間を持て余すのでは……と心配していましたが、
結果、時間が足りなくなりました。
大勢のかたにご覧いただきまして、本当に有難うございました。
さてさて、勤務に少し余裕があった3月の末、
有人島としては日本最南端の島、波照間島に行って来ました。
とにかく水が透明!
あまりに水がキレイなので、波頭がほとんど白くなりません。
「何も無い島」で「何もすることが無い」ので、
時間を持て余すのでは……と心配していましたが、
結果、時間が足りなくなりました。