新しい絵のための資料探し [混合技法]
「Ensembleアンサンブル」展では新作が5点です [混合技法]
「Ensembleアンサンブル」展では新作5点を出品いたします。
個展以来の数の多さです。
この最後まで、ギリギリまで頑張って仕上げた作品は、
「小さき聲を聞け」というタイトルです。
この時期、どうしても世に出したかった作品です。
この金曜日には「ウクライナ人道支援」展@ドラードギャラリーが、
土曜日には「Ensemble」展@スパンアートギャラリーが初日を迎えます。
どちらも、是非、ご覧頂きたい展示です。
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「ウクライナ人道支援」展
会場:ドラードギャラリー(早稲田)
会期:2022年4月22日 (金) 〜 26日 (火)
※水曜定休
open:12:00 〜20:00
※最終日のみ18:00終了です
※作品の総売上(消費税のみ除く)を会期後、全額寄付します。
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「Ensemble」展
会場:スパンアートギャラリー
〒104-0031
東京都中央区京橋2丁目5−22 キムラヤビル3F
会期:2022年4月23日(土)― 5月3日(火)
※4月27日水曜休廊
open:11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
出展作家:奥田拓郎/神原由利子/Soyo/高田美苗/マツノハルミ/森馨
開催概要:
「Ensemble」は、フランス語で「一緒」。
この展覧会では「一緒」をテーマに、何年経ってもずっとそばにいてほしい、
見ていたいと思えるような作品を展示いたします。
絵画、人形、テディベア。多方面で活躍する6名の作家が
それぞれの形でアンサンブルを表現いたします。
晴れた日のどこかウキウキした気分や、
雨の日の少し寂しく不安な気持ちを分かち合うことのできる、
ご来廊いただいた方が「 一緒にいたい 」と思える作品と共に
温かみのある世界観を創り出します。
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「蔵書票の宇宙2022」展
会場:メゾンドネコ(京橋)
会期:2022年4月28日 (木) 〜 5月2日 (月)
open:12:00 〜17:00
出品作家: 大野 加奈 / 叶 悦子 / 小出 真由美 / 高田美苗 /
田中 栞 / 辻村和美 / 林由紀子 / 前川 希 / 宮島亜紀
協力:江副章之介、青木康彦
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「天使」展
会場:ドラードギャラリー(早稲田)
会期:2022年4月29日 (金) 〜 5月6日 (火)
※水曜定休
open:12:00 〜20:00
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10号のパネルの水研ぎ4枚 [混合技法]
猫2点 [混合技法]
4月に展示する猫の絵は、この2点です。
1点は、縁起のいい(悪いと言われることもありますが)「ハチワレ」、
もう1点は、やはり縁起のいい「招き猫」をテーマに。
なんとなく、のんびりとしたテーマになっていますが、
そうこうするうちに、ロシアがウクライナに侵略戦争を仕掛けました。
昔は、自分が生きているうちに、大地震、パンデミック、
第三次世界大戦が(もしかしたら)始まるとは、全く考えていませんでした。
それだけ、第二次世界大戦後の日本は、大変ではあったけれど、
経済も飛躍的に発展し、比較的平和な時期だったのだと振り返ります。
私が子供時代から若い時代を過ごした昭和の末期は、
明るい未来に向かう時代でありました。
数日で、世界なんてガラリと変わる。
それは、恐ろしいほどに。
例え描く作品のテーマが幻想絵画であっても、現実は作品に影を落とします。
これから描く作品は、理不尽なものへの
フツフツとした怒りを含んで行くのかもしれません。
2枚の新作小品の白色浮き出し [混合技法]
本日「猫の日」ということで…… [混合技法]
本日は、「ニャンニャンニャン(2月22日)」ということで「猫の日」だそうです。
その中でも、今年は「2」が6つも並ぶ「スーパー猫の日」なのだそうです。
今、描きかけの「ハチワレ」の毛並みの猫の絵。
4月の展示に出品します。
「ハチワレ」は、毛が鼻筋を境に左右に分かれて
「八」の字形に見えることがいわれだそうです。
「鉢割れ」は「鉢(頭、頭蓋骨)が割れる」ということで、
日本では、忌み嫌われる地方が多いそうです。
その一方、「八」という数字は縁起がよい数字だという見方もあるようです。
展覧会のテーマが「一緒」ということなので、
「永遠に一緒に居る」ことを願って、「八(8)」を横にした
「終わりのない」ことを表すシンボルを描き入れました。
新作を描いています [混合技法]
トンドの支持体の下塗りを黙々と [混合技法]
使い勝手の良い大きさのトンド(円形)の支持体が少なくなって来ました。
3枚、塗っています。
まずは、ヤニ・アク止め剤。
意外に知られていないようですが、
普通のベニヤ板はアクが多く、絵を描くのに向いていません。
折角、絵を描いても、アクが出てしまって台無しになってしまいます。
シナベニヤはアクが少なくてオススメなのですが、
質のいいシナ材は、今では大きな面積がとれなくなってしまいました。
今回使用している朴(ほお)材は、
刀の鞘にも使われるほどアクが少ないそうですが、
念の為にヤニ・アク止め剤を塗っています。
ミューグラウンドという混合技法用のジェッソを20回塗ります。
面倒な作業だと思われますが、意外にこういった単純作業は心が落ち着きます。