球体関節人形 [創作人形]
大学で球体関節人形の授業が始まりましたが、
家で、一人でバンバン進めています。
本当は、タブローを描かないといけないのですが、
細切れの時間しか無く、なかなかタブローに集中できません。
その点、人形作りは単純作業(粘土を巻いたり、芯を抜いたり、大まかに削ったり)
に近い作業の時間があるので、ついつい人形に手を出します。
半分眠りながら作業している感じです。
また、学生は高価なグラスアイを買う余裕が無いので、
ネットで樹脂粘土とUV樹脂を使ったドールアイの作り方を調べたりしています。
自分は、グラスアイに拘っていましたが、調べてみると自分でも作れそうなのと、
自由な色やサイズで作れるので、これから樹脂粘土派になるかもしれません。
12月の個展でも、「人形を見たい」と言ってくださるかたもあるので、
タブローに手をつけられない言い訳にも……。
パペット、可愛くなる予感。 [創作人形]
大学で、学生に出している課題「パペット」を、自分でも制作中。
7週間で完成させてもらう課題です。
自分でも、7週のうちに完成させるつもりです。
先日の個展で、「今回は人形は無いんですか?」という声を、
何度かいただきました。
「そうかぁ、人形も求められているんだ」と、少し気を良くしておりました♪
12月の個展では、このパペットも出品するつもりです。
折角、12月に開催ですので、少し「クリスマス」らしい作品も出品予定です。
この子は、天使になります。
可愛くなる予感がします(笑)。
タブローでも、人形でも、時々「可愛くなる予感」があって、
そうなると長い道のりも楽しくなります。
「カワイイ」のが目的では無いのですが、やはり可愛いほうが良いですね。
さて、姉との二人展「高田明美・高田美苗 二人展 - Angel Mythos –」も
今週水曜日までです。
カワイイグッズが満載ですので、よろしければお気をつけてお越しくださいませ。
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「高田明美・高田美苗 二人展 - Angel Mythos –」
「魔法の天使 クリィミーマミ」など人気アニメのキャラクターデザインを手がける
イラストレーター高田明美と、少女をモチーフにした絵画、版画作品を手掛ける画家、
高田美苗の姉妹二人展を開催いたします。
原画展示や版画の販売に加え、イベント限定商品や人気アイテムを販売いたします。
高田姉妹の美しく幻想的な世界をお楽しみいただけるイベントです。
●会場
渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン
5階+Q(プラスク)グッズ イベントステージ
〒150-6101 東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号
●会期
2020年7月16日(木)~7月22日(水) 午前11時~午後9時
●特典
会場内にて税込3,000円以上お買い上げのお客様に、
特製ポストカードをプレゼントいたします。
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「立体欲」が……。 [創作人形]
※買い溜めた人形用のグラスアイ!!!
ずっと立体物を作っていなかったので、
このところ「立体欲」が出て来ています。
今回の個展でも「人形は無いんですか?」と訊かれることもあり、
「次回の個展には出します!」などとお答えしてしまいました。
次回の個展は青木画廊なので、出品するならばギャラリーの雰囲気に合わせ、
「手芸的なお人形」ではなく「アートな人形」にしないといけません。
ちょっとプレッシャーです。
幸い、人形作家の清水真理さんとご一緒に
大学で「球体関節人形」の授業が出来ることになったので、
私もそれに乗っかって、学生気分で人形を作ろうと思っています。
ホシノリコさん個展初日と展覧会まわり [創作人形]
私の「推し」の作家さん、ホシノリコさんの個展初日に行って来ました♪
美女、美青年…そして美少女(美幼女?)、キノコちゃん、
オブジェ、混合技法のタブローも勢揃いの個展です!
どれも美しいですが、最新作の美幼女のエクボにやられました☆
そして、銀座、京橋界隈のギャラリーをまわりました。
イトウジュンさん参加の「描くひと展」。
イトウジュンさんのバイタリティーを見習いたいです!
黒川晄さんの個展。
明暗のハッキリした風景に、明暗の弱い人体の組み合わせは上品で、詩情を感じさせます。
藤川奈々子さん、宝月輝さん2人展「SHIKISAI」。
藤川さんの緻密な作品にはびっくり!
宝月さんの半抽象の表現は見るものの想像力をかきたてます。
最後に、地元に戻って、雲母りほさんご参加の、
「ロード・ダンセイニ生誕140周年記念三人展」へ。
りほさんが教室で描かれていた作品も、新たな気持で「可愛い!」。
そして、今日、名刺をお渡しした方々から、私の絵が「怖い」というご意見(笑)。
周り中、幻想的な絵画の関係者が多いので、新鮮なご意見でした。
時々、そうやって一般的な評価をお聞きするのも良いことです。
自分の周りが同じ意見だと、別の価値観が耳に入ることは少ないのですよね。
解剖人形に更に手をいれました [創作人形]
先日、参加した清水真理さんの「解剖人形ワークショップ」の人形に、
更に手を入れて、金具を付けてあげました。
何十年も前に、イタリアの教会で初めて見た聖遺物。
聖人の骨など遺体の一部を、美しい細工で飾り立ててありました。
衝撃的でした。
少し、そんなイメージも入れて、
解剖人形を金属の細工物で装飾してあげました。
もともと、清水真理さんが解剖人形をつくられたもの、
フィレンツェにあるラ・スペーコラの人体解剖蝋人形から
インスピレーションを得られて……とのこと。
私も念願のラ・スペーコラには、数年前に初めて訪れました。
姉とともに行ったのですが、蝋細工の生々しさと美しさの混在した
不思議な人形(模型)でした。
私は美しさに魅入ってしまいましたが、
姉は「これって、実物を前にして制作したんでしょう?」と眉をひそめました。
あぁ……確かに。それが普通の感覚かもしれません。
そんな「普通の感覚」のかたは、下のほうに開腹した状態の画像がありますので、
スルーしてください。
解剖人形ワークショップに参加♪ [創作人形]
昨日は、清水真理さんのトルソーの解剖人形ワークショップに参加して参りました。
既にパーツは揃えてくださってあるので、
3時間で磨き、身体と内臓を彩色し、組み立てるところまで。
顔のメイクまでは至りませんでした。
急いで家に帰り、メイクしました。
他の子のために買ってあったカツラがピッタリでした。
思った以上に可愛くできて……♪
「お腹の蓋に蝶番を付けてあげたい」と思ったり、
育ててあげたくなる気持ちになります。
教室にはカメラもアイパッドも持っていかなかったので、残念ながら、
参加者のうち12名の人形が勢揃いしたところは撮影できませんでした。
それにしても、「解剖」とか「人形」とか嫌われがちなキーワードに、
全く気を遣わなくても良い方々が、こんなに大勢集まったと思うと感無量(笑)。
夢中になった3時間。(帰ってからの作業を含めると合計5時間)
素敵なワークショップを企画して実現してくださった清水真理さん、
プロデュースをしてくださった古川沙織さんに感謝です!!!
下の方に、内臓バッチリの画像を貼ってありますので、
苦手なかたはスクロールされませんよう。
教室の3時間で、ここまで出来ました。
ドール衣装作り [創作人形]
このところ、家に帰ると人形用の衣装作りをしています。
人のことになると「早くやらなくちゃ!」と思ってしまいます。
「人のこと」というのは、ちょっと素敵な企画があって、
他のかたの人形の衣装作りのお手伝いをしています♪
フリルの襟に、ロングカフスのブラウス。
この他に、ジャンパースカートを縫いました。
人形本体が手元に無いので、うまくいい感じにフィットしてくれるかが心配……。
沢山のかたが、とても楽しみにしてくださっています。
お披露目は6月21日!乞うご期待!!
チョコレートのお返し [創作人形]
北見教授から、あっという間に、昨日のバレンタインデーのお返しをいただきました。
「缶に色を塗って、創作に使えるのでは無いかと思って」とのことでした。
う〜ん、う〜っん、コレに別の絵を付けると考えると……
どう考えても「ピーナツ」にしか見えません。
家に帰って人形を見たら、思いつきました☆
「これ、小さい人形を入れたら可愛いんじゃない?」と。
そう考えたら、小さい人形を創りたくて仕方なくなってしまいます。
ここは、そろそろ絵を描かないといけないので、グッと我慢です。
パペット完成! [創作人形]
次年度入学の1年生の授業の為に、課題作品を自分でも創ってみました。
手を入れて操るタイプのパペットです。
最近は、なるべく授業時間内で出来る課題を……と思って出題するのですが、
ほとんど締切までに出来上がって来ません。
このパペットの課題は、5日間で仕上げる予定なので、
それほど細部までこだわらずに、服も手縫いで出来るものを創りました。
5日間もかからず、ここまで仕上げることが出来ました。
これなら楽勝だと思います………………思いたい。
次年度の、イラストレーション領域の作品集のテーマが「江戸川乱歩」なので、
『赤いカブトムシ』に出てくる少女の腹話術人形です。
なので、口のところに切り込みを入れてあります。
「1年次から作品集にかかわって欲しい」という思いから、
できればこの課題、乱歩作品の登場人物を創って欲しいと思っています。
立体授業の試作(その2) [創作人形]
立体授業の試作が進みました。
「パペット」の顔と手の彩色、髪、つけまつげなどを付けました。
5回の授業で楽勝で出来ることが分かりました。
髪に付けたリボン(レース)は、オランダに住む友人が骨董市で買ってくれたもの。
やはり、普通のレースより味が出ます。
これに、服を作って取り付ければ完成です。
服に使うレースは、流石に安いものにしましょう。
口のところに「ほうれい線」のようなものがあるのは、
腹話術の人形をイメージしているためです。
江戸川乱歩の『赤いカブトムシ』の冒頭に登場する、
少女の腹話術人形のイメージです。
石塑粘土、描き目で人形を創ることの難しさを思い知らされました。
サーニットやグラスアイという素材の持つ力に、随分と頼っていたようです。
江戸川乱歩関係では、絵も描かないといけません。
一応、簡単なイメージは出来ていて、
やはり同じ腹話術人形を描こうと思います。
5月までに5〜6枚、絵を描かないといけないことになり、
ちょっと焦って来ました。