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鉛筆画三部作完成! [鉛筆画]

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2月に開催の「鉛筆派展」用の鉛筆画3部作が完成しました!
会期前に、こんなに早くできるのは久しぶりです。
実は、展示の予定が続々なので、安心している場合ではありません。
今回、「バブルアート」を使った作品の初展示になります。

まだ少し先になりますが、どうぞお越しください。
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鉛筆派22回展
会場:コートギャラリー国立
会期:2024年2月29日(木)~3/5(火)
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1月1日に間に合いました [鉛筆画]

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珍しく年末年始に風邪をひき、
やらなきゃいけない家事をフラフラとこなし、
創作物に触ることができませんでした。

験担ぎではありませんが、
「制作しながら年越し」と考えている作家さんは多いと思います。
私もそれが理想でしたが叶わず、1月1日も終わろうかという頃になり、
ようやく鉛筆画に手を入れました。

最近、試行を繰り返していた
カーボンペーストを使った技法で仕上げました。
こういう技法は、画面作りをする上で頼りがちになりますが、
あまりやりすぎない方が良い。
加減が大事です。

「あけましておめでとう」と言いたいところですが、
両手を上げていえる気分でも無くなりました。
年初から能登半島の方で大きな地震があり、
まだ詳細はわかりませんが大きな被害が出ている模様です。
母の故郷であり、一昨年は母を連れて母の幼馴染に会いに行った場所です。
電話をかけるのも憚られるので、ニュースを見ての判断ですが、
母が子供時代、少女時代を過ごした町は、無事のようです。

日があければ、被害の詳細がわかって来ると思います。
寒い時期、寒い地方の災害は、殊更悲しくなります。

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カーボンペーストを使ったマーブリング実験 [鉛筆画]

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何故か、プロの画家さん達に、カーボンペーストを使った
「泡沫肌理」の勉強会を開く事になってしまいました。

3時間もアトリエを借りたのですが、あっという間に出来てしまう事なので、
「こりゃ、間が持たないぞ!!!」と焦って、
カーボンペーストを使ったマーブリングができないかと実験を始めました。

今まで、油絵具や水彩絵具ではやったことがありましたが、
カーボンペーストは未知の領域です。

カーボンペーストは水がベースとなっているそうですので、
そのままではマーブリングには使えません。
ですので油分を混ぜないといけないのですが、
「水と油」と言うように、そのままだと混ざりません。
そこで、カーボンペーストにオックスゴールと油を混ぜて使ってみました。
これが、大成功!!!
これをそう使うか、どうアレンジするかは、
勉強会の出席者の方々の腕の見せ所です!

来年の鉛筆画の展覧会が楽しみです♪



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泡沫肌理(シャボン玉アート、バブルアート)の実験 [鉛筆画]

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1ヶ月前のブログでも書いたように、
「留学生が面白いことをしている」と北見教授からの一言で、
閃くものがあって始めた「泡沫肌理(シャボン玉アート、バブルアート)」。

中国では「泡沫肌理」と言うようですが、
日本では主に幼児への美術教育(?)として行われているようで、
遊びながら色とりどりのシャボン玉を吹いて、
それで絵を描く補助的な技法にするというものです。

今回、私は鉛筆画に使いたいので、カーボンブラックの顔料で、
モノクロに仕上げて行きます。
カーボンブラックは鉛筆と同じ素材ですから、
他の絵具を使用すると鉛筆で描いた部分と違和感が出ますが、
水彩のように使用しても違和感なく使えます。

折角なので、来年の紀要のネタにしよう……と、調べ物したり、
しっかりとしたデータを取りながら試作を始めたところでした。

そうこうするうちに、なんだか絵描きのお仲間に技法をお伝えする事に。
「講座」と言うよりも「勉強会」と言うことで、
皆で面白いことを教え合えれば良いと思っています。
やる気の塊のような画家仲間が居るということは有難い事です。

画家の渡邊光也さんからカーボンブラックの顔料ペーストをいただき、
北見先生から「泡沫肌理」の情報を教えていただき、
卒業生に「日本ではシャボン玉アートと言います」と教えてもらったり、
来年2月には「鉛筆派展」への参加が決まっていて……と、
流されるように進んできました。
こんなことも有るんですね!


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「泡沫肌理」と「シャボン玉アート」 [鉛筆画]

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「X(旧Twitter)」で「泡沫肌理」について呟いたところ、
宝塚大学イラストレーションコースの卒業生から有益な情報をいただきました。
中国で言う「泡沫肌理」は、日本では「シャボン玉アート」と言う呼び名で、
主に子供たちへの美術教育で使われている技法のようです。

「シャボン玉アート」では、水彩絵具が使われてカラフルなモノですが、
私としては鉛筆画に使うことができれば良いので、より簡単です。

使用した画材は、顔料ペーストの「カーボンブラック」、
洗濯糊、食器用洗剤、水とストローのみです。
糊を使用しているので、支持体への定着力も問題なさそうです。

ネットで動画を調べてみると、スポンジを使用したり、
まだまだ研究の余地は有りそうです。
あとは、このテクスチャーをどのようにコントロールするかです。
鉛筆画展に向けて、楽しみになって来ました。
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「泡沫肌理」の技法 [鉛筆画]

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画家の渡邊光也さんから「カーボンブラック」の顔料をいただきました。
鉛筆の粉と同じなので、鉛筆画に使用しても違和感なく使えるそうです。

そのタイミングで、中国の留学生が面白い技法を使っていると、
北見教授から情報をいただきました。
それが「泡沫肌理」という技法です。
界面活性剤の入った洗剤に鉛筆の粉を混ぜて泡立て、
それを紙に移す技法です。

日本のサイトで調べたのですが、
どうやら中国のサイトにしか方法がアップされていないようです。
原理は分かったので、ちょっと試してみました。

うん、良い感じ!!!
今は、吸水性の良い紙で試してみましたが、
次は、鉛筆画を描くのに向いた紙で試してみようと思います。

来年早々に、また鉛筆画の展示があるので、
それまでに何とかモノにしたいものです。
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来年1月の「鉛筆派展」のために [鉛筆画]

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※まだ制作途中です。

各所から、素敵な額縁をいただいたので、
鉛筆派展には1点の出品予定だったのを2点にすることに。

この額縁を見た時に、真っ先に「白い花」というイメージを持ちました。
「鉛筆派展」の共通テーマが「植物譜」ということで、
課題作品は既に描きあげましたが、自由作品も「植物」で描いています。
額縁が素敵なので、作品が負けないようにしないと……。

月下香(チューベローズ)で、花言葉は「危険な快楽、官能的」。
その香りから付けられた花言葉のようです。

「鉛筆派展」出品作は、図らずも2点とも女性の横顔になりました。
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「鉛筆派展」の共通課題ができました [鉛筆画]

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「鉛筆派展」の共通課題ができました。
新しい発想「天使の名を持つもの(仮)」で描くシリーズです。

この絵は、来年1月新年早々「鉛筆派展」の展示です。
マットは15×15センチになるので、
額装すると頭の上部はかなり切れて見えなくなります。
ですので、展示にお越しいただいても全容は見ることができません。
ちょっと勿体無い気がしたので、こちらでご覧頂きました。

今後は新作が出来ても、あまり画像をアップすることが無いと思います。
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新作鉛筆画「蔑んだような目」……もとい「翼の芽生え」 [鉛筆画]

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どうも、私の感覚はオカシイらしいので……、
人と違ったものがカワイイと感じるらしいので……、
友人に訊いてみました。

「これは大丈夫?」

そうしたら、
「蔑んだ目で見られたい人もいるから、大丈夫」

蔑んだ目!!!

いやいや、これは、背中に天使の羽の芽生えを感じて、
それを見やる少女でございます。

「蔑んだ目ファン」の皆様、ごめんなさい。

こちらの鉛筆画は、8月末の展示に出品いたします。
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鉛筆画「翅の変容」 [鉛筆画]

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このところ、6月の個展に向けて鉛筆画を描いています。
いよいよ、緊急事態宣言も終わりそうです。
個展は、予定通り開催されます。
タブローの新作はありません。

「箱庭のアリス」作品集出版記念展2
会期:6月12日(金)〜27日(日)
会場:アート★アイガ 〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-22-9 宮地ビル2F
TEL/FAX 050-3405-7096
地下鉄日比谷線八丁堀駅 【A5】出口 徒歩1分
JR京葉線八丁堀駅 【B1】出口 徒歩4分
JR東京駅 八重洲中央口から徒歩13分
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