留学生と約束の、卒業祝いの銅版画 [銅版画]
3月卒業の留学生と約束した、卒業祝いの銅版画の用意が出来ました。
いくつか絵柄を用意したのですが、喜んで貰えるでしょうか……。
イラストレーションの学部4年生、院の2年生、合わせて16名。
コロナ禍にあって、派手な卒業式も出来ませんが、
せめてお天気の良い、気持ちのいい日になりますよう。
2022-03-03 00:00
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引き続き銅版画 [銅版画]
ノントキシックで透明な防蝕剤が出来ないか……と、
引き続き銅版画にチャレンジしています。
この銅版画は非売にする予定で、
時間に追われて創るわけでも無く、失敗しても大丈夫です。
今年は9月の半ばには金木犀が咲き、
あっという間に散ってしまい、寂しい思いをしていました。
ところが、ここ2〜3日、この秋二度目の金木犀が咲いているようです。
タイミングよく、留学生から金木犀の花茶をいただきました。
これが、とっても良い香りなのです。
冷めてもいい香りが続き、口の中で金木犀が咲きました。
2021-10-06 01:53
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新作銅版画完成! [銅版画]
9回の腐蝕、7回の試刷りを経て、ようやく銅版画が完成しました。
本当に久し振りに、どうしても銅版画を制作しなくてはいけなくなり、
明日の締切に向けて、ようやく完成です。
こういうことは、自転車と同じで、
一度乗れるようになれば、身体が覚えています。
点描も、銅版画の制作を始めたばかりのときには、
思う場所に点を打つのさえままなりませんでしたが、
1ミリの間隔の点と点の間にも、ちゃんと点を打つことが出来ます。
ままならないのは、腐蝕などの偶然の作業。
腐食液が新しいか古いか、防蝕剤のちょっとした厚み、季節や気温、
ちょっとのことで、どのような作品になるか変わって来ます。
偶然に助けられてもいますが……。
12月の展示は、他に3名の版画を制作している方とのグループ展。
素晴らしいメンバーに加えていただいて、見劣りしないか心配です。
さぁて、10月初めまでに、12枚を刷って納品です。
—————————————————追記————————————————————
さて、出来上がり……と思い、過去の銅版画を引っ張り出したところ、
やはり納得行かなくなって、手を加えました。
10回の腐蝕、10回の試刷りを経て、
どうにか、まぁまぁのところまで来ました。
2021-09-23 18:23
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銅版画の透明なグランド [銅版画]
以前、銅版画を制作して居た頃に比べて、格段に視力が落ちています。
2回目にグランド(防食剤)を敷いて、線描点描を足そうとすると、
前回の腐蝕の位置が分かりづらく、非常にストレスです。
「グランドが透明だったら良いのになぁ」と思い、ネットで検索すると、
床用のワックスとジェルメディウムを使ったグランドの作り方が分かりました。
オリジナルでは黒く着色してありますが、透明のままでも行けそうです。
今の所、上手くいきそうな予感!
ネット検索、本当に助かります。
2021-09-22 20:17
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銅版画進捗2 [銅版画]
久し振りの銅版画ですが、今の所、大きな失敗は無く進んでいます。
常に、試し刷りは腐蝕時間のデータを残してあります。
5×9センチという小さな版なので、とても見えづらく、
線描点描に苦労しましたが、途中からハズキルーペを導入。
少しは良いようですが、もう二度とこのような小さな版画はできないと悟りました。
「天使」と「秋」という難しい複合のお題なので、ちょっと考え込みました。
欧米では「破壊の天使(Destroying angel) 」「死の天使」と呼ばれる、
ドクツルタケという猛毒のキノコがあるので、
傘を天使の光輪に、ツバを服の襟に見立てる……という構図で決定。
白くてとても美しいキノコだそうです。
美しさの中に恐ろしさが隠されているというのは、
なかなかにロマンチックです。
さて、そのような中でも、2つの展示が開催されています。
「翼のあるひと」展は、23日(木)より後半戦です。
会期が重なっておりますので、よろしければ2つの展示を回っていただけると嬉しいです!
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「翼のあるひと」展
会場:ギャラリー オル・テール(京橋)
会期:2021年9月17日(金)、18日(土)、19日(日)
20日(月・祝)、23日(木)、24日(金)、25日(土)
open:13:00〜19:00(最終日のみ17:00まで)
※全7日間
出品作家:浅野勝美、井関周、北見隆、高田美苗、高野謙二、渡邊光也
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"ephemeral ~ Territory of Girls 2021" 「ephemeral~少女たちの領域2021」
会場:みうらじろうギャラリー(小伝馬町)
会期:2021年9月18日(土)〜10月3日(日)
※月曜、火曜休廊
open:12:00〜19:00
出品作家:青木香織、赤池ももこ、Jana Brike、Amy Crehore、Olga Esther、深瀬優子、五ノ井愛、後藤温子、濱口真央、樋上公実子、平野実穂、加藤美紀、オードリー川崎、川邊りえ、喜藤敦子、妃耶八、小暮千尋、黒木こずゑ、くるはらきみ、桑原聖美、Selena Leardini、Tracy Lewis、牧弘子、松本潮里、目黒ミロ、宮本香那、宮崎優、Margaret Morales、Virginia Mori、むらいゆうこ、永見由子、永吉友紀、中井結美、おちょぴ、小川香織、佐久間友香、篠塚はるみ、新宅和音、須川まきこ、高田美苗、鳥居椿、豊永侑希、上田風子、山本真澄、吉井千恵(ABC順)
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2021-09-21 00:45
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銅版画進捗 [銅版画]
12月の展示のための銅版画を進めています。
すっかり銅版画から離れてしまっていたと、
画像提出の締め切りに余裕が無いので、絶対に版作りに失敗できません。
なので、何度もグランドを敷き直し、腐食時間の見本を作り、
慎重に作業を進めています。
小さい版なので、余計に少しの失敗も許されません。
そうこうするうちに、本日、「翼のあるひと」展が初日を迎えました。
明日は、「ephemeral~少女たちの領域2021」展の初日です。
9月18日(土)、19日(日)、23日(木)、24日(金)、25日(土)は、
会期が重なっておりますので、よろしければ2つの展示を回っていただけると嬉しいです!
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「翼のあるひと」展
会場:ギャラリー オル・テール(京橋)
会期:2021年9月17日(金)、18日(土)、19日(日)
20日(月・祝)、23日(木)、24日(金)、25日(土)
open:13:00〜19:00(最終日のみ17:00まで)
※全7日間
出品作家:浅野勝美、井関周、北見隆、高田美苗、高野謙二、渡邊光也
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"ephemeral ~ Territory of Girls 2021" 「ephemeral~少女たちの領域2021」
会場:みうらじろうギャラリー(小伝馬町)
会期:2021年9月18日(土)〜10月3日(日)
※月曜、火曜休廊
open:12:00〜19:00
出品作家:青木香織、赤池ももこ、Jana Brike、Amy Crehore、Olga Esther、深瀬優子、五ノ井愛、後藤温子、濱口真央、樋上公実子、平野実穂、加藤美紀、オードリー川崎、川邊りえ、喜藤敦子、妃耶八、小暮千尋、黒木こずゑ、くるはらきみ、桑原聖美、Selena Leardini、Tracy Lewis、牧弘子、松本潮里、目黒ミロ、宮本香那、宮崎優、Margaret Morales、Virginia Mori、むらいゆうこ、永見由子、永吉友紀、中井結美、おちょぴ、小川香織、佐久間友香、篠塚はるみ、新宅和音、須川まきこ、高田美苗、鳥居椿、豊永侑希、上田風子、山本真澄、吉井千恵(ABC順)
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2021-09-17 22:16
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12月の展示に向けて銅版画 [銅版画]
2年ほど前に、一度、銅版画への復帰を試みたことがあるのですが、
腐食中にグランドが剥がれる……という事故があり、
作業にかけた数十時間が失われ、すっかり心が折れてしまいました。
それ以来、刷ることはあっても製版することはありませんでした。
ところがここに来て、1点だけでも新作を創らざるを得ない事態になり、
新たに材料を買い込んで制作を始めました。
いやはや、材料費の出費が痛い。
構想、構図はあっさりと出来上がりましたが、製版は緻密な作業。
思ったとおりに出来上がるかは、根気と偶然との戦いです。
目も以前よりだいぶ衰えました。
繊細な版を長持ちさせるためにお願いしていたメッキ屋さんも廃業しました。
今回は、何とか脆弱なアクアチントの薄墨を使わない方向でやってみます。
衰えないのは制作へのモチベーションだけかもしれません。
2021-09-12 03:58
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「良い石(1114)」の日 [銅版画]
今日は、「良い石(1114)」の日だそうです。
旧作(すごい昔☆)の銅版画作品です。
大きめの作品です。
銅版画を創っていた頃の、後期の作です。
銅版画で、段々と自分の意図する表現ができるようになって来た頃です。
今は、銅版画はやめてしまいましたが、
事情と身体が許せば、いつか再開したい気持ちもあります。
2020-11-14 12:16
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