北見先生個展冊子と人形制作 [創作]

7月に池袋東武で開催される、北見隆先生の個展用の冊子をいただきました。
表紙の折返しからチラッと見えるシマシマが、
あたかも花布の縞模様のようで、なんとも可愛いです♪
フライングゲットしました!
そして、今、学校で球体関節人形の授業をしていて、
指導に忙しいので自分で創るのを我慢していたのですが、
とうとう我慢できずに、創り始めました。
少し閉じた目の子を作り始めたら、今のところ、
何やら小坊主のようでもあり、半跏思惟像のようにもなりました。
本当は、DMや冊子の締切があり、タブローをバンバン描かないといけないのですが、
どうにも心が落ち着かず、タブローに手がつけられません。
球体関節人形の授業では、
今年もとても上手い学生が居て、本当に楽しみです♪
絵も上手い学生ですが、立体造形の感覚に秀でて、飛び抜けて上手い!
人形を作らせると凄い作品を創る作家さんが、
不思議と、絵を描くとそれほどでも無かったり、
逆に、絵が超絶上手い作家さんが、立体は創れなかったり……。
どちらも優れた作家さんは居ますが、
基本的に、平面と立体は別の鍛錬が必要です。
学生は、普段は平面でしか制作しないので、
立体では梃子摺ることが多いようです。
立体作品を創るときは、頭の中で立体をイメージして、
それを立体にアウトプットすれば良いだけなのですが、
わざわざ一度、平面に置き換えてから立体を創ろうとするようです。
平面もデッサンの勉強が大事なように、立体作品を創るのも鍛錬です。
いくつも創って、立体の思考に慣れていくしかありません。
もし、少しでも「立体創りは面白い」と感じてくれたのなら、
諦めずに創り続けて欲しいと思います。
私も、人形は趣味程度に続けていきたいものです。
Terusanさんから…… [創作]
「イコンの描き方」 [創作]

北見先生に、12月の個展に出品するイコンの画像をお見せしました。
私のは、ヤフオクで落としたビンテージのリザに適当に自己流で描いたもの。
絵の部分が印刷だったので、躊躇わずに上から絵を描くことができました。
北見先生が、研究室の書棚から『イコンの描き方』を、さっと出してくださいました。
いつも驚くのです。
決して整頓されているとは言えない研究室ですが、
学生に対しても、その場その場で最適な資料を出して来られます。
ちょっとイコンを習いたい気になりました。
日本でも習える(しかも新宿で!)ようですが、
型どおりに描くことが苦手なので、私には向いていないのかな……。
資料を見ながら自己流にアレンジして制作するのが良いのかもしれません。
もう朝の4時過ぎ……。
この本を見ながら、そろそろ休もうと思います。
あけましておめでとうございます [創作]

※このところ、グッズ作りに手を出しています。
これは、今年の卒業生の卒制賞の副賞のオリジナルのサクマドロップスです。
あけましておめでとうございます!
昨年は、暮れの……皆様お忙しい時期に個展を開いたにもかかわらず、
大勢のかたにお越しいただきまして、本当に有難うございました!
人形、銅版画、タブロー、それぞれに評判が良く、
有り難いことだと思います。
今年も、暮れに個展を予定しております。スミマセン;;
年明け第一弾の展示は、混合技法の「箱舟の教室派展展V」です。
会場:青木画廊(銀座)
会期:2020年1月18日(土)〜24日(金)
OPEN: 11:00〜19:00
19日(日)12:00〜18:00
最終日 17:00まで
出品作家:浅野勝美、石澤晶子、石田州治、石橋J、磯部久美子、牛島聖子、大国孝正、大栗昭彦、雲母りほ、黒川晄、小井沼順子、shido、篠塚はるみ、清水のぶ子、杉浦律子、高田美苗、高野謙二、高橋千裕、高橋素子、種田黃英、筒井美代子、ナカムラサオリ、樋上公実子、真木環、ミズシマシゲル、村岡暁子、百瀬靖子
このあと、3月に画集発売、4月に鉛筆派展、6月に画集発売記念展、12月に個展の予定です。
その他にも、突発的に参加する展示もあるかもしれません。
今年も忙しい1年になりそうです。
「天使の翼」となるために…… [創作]

剥製屋さんの処分品の通販で見つけました。
タシギの翼です。
天使をモチーフに描くことが多いのですが、
翼がどうにもうまく描けません。
実際に見る鳥の翼って、本当に美しい。
ツヤ、羽の重なり、フォルム、どれをとっても美しい……。
この翼も、剥製としてはジャンクなのかもしれませんが、
これから、天使に生まれ変わってもらい、素敵に描いてあげたいと思います。
白い石を探しに…… [創作]

昨日は、白い石を探しに川にでかけました。
本当は、秋川渓谷に行きたかったのですが、
忙しくてなかなか時間が取れないので、近場で石が拾えそうな河原を探しました。
お墓参りの時に時々使う西武多摩川線。
全長8キロで、6駅しかない短い鉄道です。
その終点「是政」は多摩川の近くなので、一度、行ってみたかったのです。
是政に着くと、巨大な橋が多摩川を繋ぎ、対岸は工場地帯。
昼食を食べようとしても、ランチタイムが過ぎていたこともあり、
あまり開いている店も無い、現代とレトロ感が入り混じった不思議な町でした。
ようやっと開いているお蕎麦屋さんを見つけ、遅めの昼食。
もう、何十年も食べていない「冷麦」があったので注文。
(「そうめん」は食べていますが……)
缶詰のさくらんぼが2粒も乗っていて、なかなかゴージャス!
ピンクと緑の麺が入っていれば完璧♪
ところで河原ですが、以前行った秋川渓谷に比べると、
やはりあまりキレイではありませんでした。
でも、石はそこそこ特徴的(シマシマのものが多い)で面白いものがありました。
白い石は、作品のモデル用です。
家に帰って水に着けてみると、色々な色が浮かび上がって来ました。
乾けば、また元の白っぽい石です。
猫の立体塗り絵 [創作]

オープンキャンパスのフリートークのコーナーで、
「猫の立体塗り絵」が出来ないかと型取り中。
これは、以前、樹脂粘土でブローチを作って貰った時の型。
型をゆるく作ってあるので、塗る人の個性が出て、なかなか面白かった記憶があります。
却下されたら、額縁の素材として、額縁ワークショップに使うから良いのだ♪
乱歩の絵の資料探しに神代植物公園へ [創作]
乱歩の絵の資料探しに神代植物公園へ行って来ました。
かなり楽しみにしていた藤は、ほとんど散ってしまっていました;;
まぁ、それでも江戸川乱歩の「魔法人形」の絵を描く為に、
温室に行ったのですが、創造を超える世界でした!
毎年、遠足で薔薇のシーズンに神代植物公園に行くのですが、
その時の温室の様子とは全く違いました!
本当にヘンテコな花がてんこ盛り!!!


どす黒い唇から何か垂れ下がったような花とか……。

これは、人口の色じゃないかと思わせるほどの色の「ヒスイカズラ」。
初めて見た時にはビックリしました。
草間彌生さんか!ってくらい水玉模様の葉っぱ。

今は、井の頭文化園に温室が無くなってしまったのが残念。
温室って良いなぁ。
どうも、南国へのあこがれは尽きないようです。
ひな祭り [創作]
ひな祭りだというのに、まだ、確定申告と格闘中;;
気持ちののらない事は、だらだらと時間ばかりかかってしまいます。
集中して作業すれば、1日で出来ることなのに、
どうもヤル気が起きず、何日も引きずってしまいます。
そんな感じなので、「美の巨人」で
ジョン・エヴァレット・ミレイをオンエアしているので、
そちらに目が行ってしまいました。
「オフィーリア」は、少し前に日本に来たので見に行きました。
意外に小さいので驚いたものです。
オフィーリアのモデルのエリザベス・シダルは、
ミレイと同じラファエル前派の画家ロセッティと結婚したそうですが、
わたし的には、ロセッティの甘すぎる女性像は苦手です。
そんなこんなで今日がひな祭りで有ることを思い出し、少し、
ひな祭り気分に……と、ひな祭りのスイーツを買いにコンビニに買い出しに。
スイーツと大きなお茶のペットボトルを購入。
レジ袋を前に、店員さんが「甘いものと分けますか?」と訊いてくださったので、
「温かいものと冷たいものを分けるのは分かるけど、甘いものとそうでないものも分けるんだ」
と思いつつ「甘いものは手提げに入れて帰ります」と答えました。
どうやら、「重いものと分けますか?」と訊いてくださったと気がついたのは店を出る時。
ボケたくないものです(笑)。