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「星の王子さま」の絵 [混合技法]

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前に手を付けてから、何日経っただろうか……。
やっと、少し描き進める。
描いているうちに、自作の額縁を付けてあげたくなる。
額縁を自作すると、またまた時間がかかる。
また、絵の価格にあまり反映することが出来ないので、金銭面でも自分の首を締めることになる。

以前、芸大のギャラリーで、藤田嗣治が自分の絵に自作の額を付けているのを見たことがある。
多分、ポーラ美術館に収蔵されている「姉妹」という絵だったと思う。

また、北見隆先生の個展で、大きな絵に額縁まで自作された作品を見たことがある。
それも、私の中では伝説になっている。

先日、下北沢の骨董店の店頭に、ムーブメントが空になった柱時計があった。
額縁を買うと思えば高い値段では無かったが、購入を躊躇してしまった。
手を加えて額縁に仕立てる手間を考えてしまった。

今日は、近所の骨董店で椅子のパーツが安く売られているのを見た。
額縁のパーツとして使うと良さそうだったが、また、手間を考えてしまった。
手間を考えるのは、創作者としては失格かもしれません。




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