卒展とギャラリー巡り

六本木で、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業制作選抜展と五美大展が開催中です。
六本木からロアビル方面に向かうと、スカッときれいに東京タワーが見えます。
東京生まれの私でも、テンションがあがる風景です。


武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業制作選抜展では、アンケートに答えると、いつも図録をいただくことが出来ます。
それが、毎年、とても凝った造りで「貰わなきゃ損」です！

外箱（厚手の紙を巻いてあるだけなので“箱”とは言わないかな？）には黒の箔押し、黒いゴムバンド。
中の本の表紙は変則的な雁垂装にUV印刷、本文は糸とじして背固めしてそれを露出させています。
無粋な話ですが、制作費はいくらかかっているのか……？

五美大展は、いつものように国立新美術館。
気持ちのいい、開放的な広い会場。
ここに来る度に、「黒川紀章って才能あったんだな……」と思わせられます。
丁度、草間彌生の展覧会も開催されていて、そちらはなかなかの混雑。（でもスルー）
「大学４年間の集大成」「それぞれが見つけた表現方法」を見ることが出来、背筋が延びる思い。

最後に、みうらじろうギャラリーの「FACES and HEADS 2017」へ。
私の好きな作家さんが沢山参加されている展示です♪
良い展示を見ると、「自分も頑張らなくちゃ」と背中を押されます。