額縁を入れる段ボール箱 [展覧会]
市販の額縁を買うと、自然に段ボール箱に入って来ますが、自作の額縁の場合、それを入れる為の箱がありません。
今までは、ギャラリーには「自作額なので箱無しでお願いします」とお願いしていたのですが、絵をご購入いただいた場合、「サイズがぴったりで無くても良いので何か箱を用意してください」と言われることがありました。
今回、時間も無いので、初めてオーダーで段ボール箱を誂えました。
額縁にピッタリの箱は、やはり気持ちが良いものです。
しかしながら、オーダーの段ボール箱は2つで5千円近くします。
私はFサイズのキャンバスで描くことはほとんど無く、特殊なサイズになるので、額を買うとかなり高価になります。
絵の値段を抑えたいのが本音なので、額もあまり高いものは付けられません。
その為に額を自作することを始めたところもあるので、額縁を入れる箱が高価だと意味が無くなってしまいます。
それでも段ボール箱を誂えようと思ったのは、北見隆先生の影響です。
北見先生も、自作の額縁を創られる事が多いのですが、研究室でそれに合うサイズの段ボール箱を作っていらっしゃるのを見て、「やはりそうすることがベスト」と感じました。
心の底では、「パッケージが重要なのではなく、絵が良いかどうかが一番重要」と思う部分もありますが……(笑)。
さて、この三連休、絵も額も、頑張って仕上げたいと思います。