SSブログ

松明堂「文庫」展へ…… [展覧会]

昨日、締め切りの仕事が終わり、今日は少しゆったり気分。
そこで、久しぶりに展覧会へ……。

都心から離れて、鷹の台の松明堂ギャラリーへ「文庫展」を見に行きました。
28名の作家による本の装丁をテーマにした展覧会です。
お目当ては、北見隆さんと作田富幸さんの作品。
でも、他の作家さんも私好みの作品が多く、すっごく見応えがありました!

北見さんは、古い聖書のカバーを構成したミクストメディアの作品。
前にも拝見した作品ですが、私の好きな作品です♪

作田富幸さんの作品は、銅版画と活版印刷を組み合わせた作品。
「なんでこんなに繊細な版が創れるの!!!」とビックリするほどの繊細さ。
やろうと思えば、ここまでできるんですね……。

他にも、木で表紙を創った作品、版画作品、表紙とは思えないほどの立体作品……とにかく、面白かったです。
私も早く作品創りをしなくては……と気持ちが焦ります。
とりあえず、次の作品創りのテーマが「宮沢賢治」なので、図書館で本を5冊借りて帰りました。
銅版画で作品創りをしようと、ちょっとワクワクしています♪


nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(1) 
共通テーマ:アート

nice! 1

コメント 3

たるかす

文庫の装丁、昔に比べて今は凝ったものが多いですね。本が売れない時代だから、まずは手にとってもらおうという願いからだと思いますが、それだけ中身がわからないまま表紙だけで買ってみようという素敵な本が増えたような気がします。

次のテーマは宮沢賢治ですか〜。
高校の現代国語で、草野心平さんが朗読しているテープを聴かせてもらったことがありました。
「・・・あめゆじゅ、とてちてけんじゃ。」
賢治の作品はそれまで夢のあるものばかり読んでいたので、病床の妹が「雨雪、とってきてください」という詩を聴いて、とても切ない気持ちになったことを思い出しました。
by たるかす (2007-11-23 04:54) 

瑠璃

今度のテーマが宮沢賢治の作品ですか♪(^^)
宮沢賢治と聞けば真っ先に「銀河鉄道の夜」が浮かびますが、美苗さんは賢治のどの作品を題材にして作られるのかな?っと楽しみです☆
by 瑠璃 (2007-11-23 08:34) 

高田美苗

>たるかすさん
文庫にしろ、ハードカバーにしろ、印刷技術もいろいろとバリエーションが出てきて、面白いものがありますよね!

賢治の作品は、結構、切ない感じの作品もありますよね。

>瑠璃さん
今のところ、「よだかの星」が良いかな……と思っています。
この作品も、切ないんですよね〜。
by 高田美苗 (2007-11-23 18:50) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1