雁皮紙と色和紙と洋紙の合わせ刷り

カラーページの原稿用に、銅版画に色の和紙を貼り込みました。
私は銅版画を雁皮刷りしているので、雁皮紙と色和紙と洋紙の3重構造になります。
色和紙は、絵柄に沿って和紙を切り抜くので、ただの手彩色よりもずっと手間がかかります。
しかし、私の銅版画の技法は手彩色すると色が濁り、美しく有りません。
苦肉の策が、雁皮紙と色和紙と洋紙の3重刷りです。

今回、色和紙を切り抜いていて、形通りに切り抜くのに、とても良い方法を思いつきました。
来年、刷りのデモンストレーションの予定があるので、そこで披露しようかと思います。

コメント 4

インクつめていない版でプレスして切り抜くとか？


色の組み合わせが素敵です。
by 姉美 (2008-05-01 23:43) 

＞姉美さん
いやぁ、もう少し原始的な方法です。
プレスで空押しするのも良いかもしれませんね。
洋紙だったら、しっかりと型がつきますよね。
和紙（かなりボワボワしている）は、どうなるでしょうか。
by 高田美苗 (2008-05-01 23:55) 

本物を見てみたいです！
by hiroro_h (2008-05-02 22:44) 

＞ひろろさん
見てね♪
by 高田美苗 (2008-05-03 15:35)