天使まみれーその2(10月26日) [旅行]
さて、本格的なフィレンツェの観光としては、1日目です。
ホテルの朝食の席には、今日の天気と気温の予報が書かれています。
特に、旅行者にとっては、これは、なかなか嬉しい♪
「まず、中世邸宅博物館に行こう」ということで、ホテルからアルノ河方向に歩き出す。
そこで見つけたのが、真鍮細工(?)のお店。
ドアノブ、ドアの飾り、鍵……その他もろもろ、とっても素敵な金具が揃っています。
入りにくい雰囲気かな……と思いつつ、「ボンジョルノ」の声をかけながら入ると、「どうぞどうぞ、見て行って」という男性。
奥が工房のようで、私たちを招き入れると男性は工房に戻っていきました。
ゆっくりと見せていただき、意を決して奥に声をかける。
「これ、いくらですか?」と訊くと、「今は、無いんだ」「全て、注文制作だから」という返事。
そうかぁ〜、良いなぁ〜、もし、お金持ちだったら、「家を建てるから、ドアノブとドアノッカーを注文したいんです」と言いたいところです。
心行くまで見学させてもらい、お礼を言って店を出る。
ちょっと中心から外れたところを通っているので、こんなパスタ屋さんがあったり、バイク屋さんがあったり、生活感のあるお店があります。
イタリアに来て最初に入った教会。
「オッニサンティ教会」という教会です。
入ると、修道女のかたが、ずーっとオルガンをひいていらして、とっても良い雰囲気。
中世邸宅博物館(入場料6エウロ)は、ガイドに載っていたより見れる部屋が少なくなっていて残念です。
でも、中世風の様式の部屋の内装がどのようなものか、とってもよく分かりました。
また、そこはレースの工房だったようで、レースのコレクションも見事なものが沢山!
昔の肖像画に描かれている襟飾りなどのレースが「このようなものだったんだ」とよくわかりました。
そして、ポンテ・ヴェッキオへ。
ジュエリーのお店が軒を並べています。
とても買えません……。
橋の中頃にある鉄柵に、鍵が沢山下がっていました。
恋人達が永遠の愛を誓って下げていったものでしょう。
そんなロマンチックな場所で、「ビチャッ」という湿った音と共に、姉は鳩から大変なプレゼントを貰いました(笑)。
私は、間一髪でした。
ヴェッキオ橋遠景。
その反対側。
ウィンドウの中にも、天使。
お昼も、昨日の夕飯に引き続き、セルフサービスのお店で食事。
そろそろ温め直しのパスタ以外を食べたい雰囲気に。
シニョーリア広場を通って、
ドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会)へ。
イタリアの都市では、その街で一番大きな教会をドゥオモと呼ぶようです。
フィレンツェを観光していると、自然にドゥオモに行き当たります。
観光の中心になっているのです。
今日は~♪
真鍮細工のお店、すごいですね!
細工が細かくて、まさに歴史を感じる
職人技!
そして、美苗さんの撮られた写真の美しいこと!
どれも絵葉書になりますね~♪
パスタの写真も素敵!
ここでも天使がたくさん!ですね。
いろいろ拝見して感じるのは、「天使」の表情。
整っていて美しさを感じるけれど、別な世界に在る
存在ということで、人間とは一線を画している感が
強いです。
日本で観る仏像やお地蔵様を観ると、時折、人間
に近い表情や、優しさを感じます。
宗教観とか、歴史・風土の違いでしょうけれど。
そんなこと理屈っぽく考えてみましたが(笑)
建造物、彫像の美しさ、荘厳さはすごいです。
by みわこ (2009-11-15 12:12)
フィレンツェ大好きですぅ♡♡♡
by hiroro_h (2009-11-15 13:07)
>みわこさん
こんばんは!
もともと私は「金具好き」なもので、真鍮細工のお店は宝の山でした♪
写真は、イタリアの街は、誰が撮っても絵はがきのようになります☆
みわこさんが撮られたら、もっと奇麗だと思いますよ〜。
天使、確かに「人間的」というより「霊的」なものに近い雰囲気がありますね〜。
>hiroro_hさん
hiroro_hさん、フィレンツェが似合いそう♪
hiroro_hさんのイメージは、やっぱり、イタリアだったら古都の美しさと華やかさが沢山の、フィレンツェかシエナあたりかもしれませんね。
by 高田美苗 (2009-11-15 19:47)