「挿し絵の世界」と「毛皮を着たヴィーナス」

※白イチゴのタルトと、桃薫イチゴのタルト。
銀座に行くと、たまに贅沢します♪

今日は、宝塚大学で教鞭をとられる吉田光彦先生の個展「挿し絵の世界」の初日でした。
吉田先生というと妖艶な絵柄を思い浮かべますが、今回の展示では、そういった世界にプラスして、新聞の連載挿絵を見ることが出来ました。
新聞の連載は、イラストレーションの本質を具現化したものになっていると感じました。
いつも拝見している作品は、「イラストレーション」ではありますが、「ファインアート」に寄った作品です。
新聞連載は、紙面の中で他の文字情報に埋もれがちになる記事に読者の気持ちや視線を惹きつけ、記事を端的にビジュアルとして具現化したものです。
この仕事を長年続けてこられた吉田先生の、見事なイラストレーションでした。

そして、「毛皮を着たヴィーナス」へ。
会場のスパンアートギャラリーは、いつ行っても、私の好きな世界や作家を集めてくれています♪
平面作品と立体作品がバランス良く展示され、展示を立体的なものにしてくれています。
またも、人形が創りたくなって来ました。
いえ、そんな時間は無いんですけれど……。