最近の本。死三題。 [本]
昨日は、大きい書店に行っていろいろと調べ、『「死」の百科事典』を購入。
荒俣宏さんの監修で、読みやすく、平易で、ささっと読めて、欲しい情報が載っていて、今の私には楽に読める本です。
雑誌コーナーに行ったところ、女性誌のコーナーは、キラキラと美しく、軽くて鮮やか、蛍光色とラメの世界。
そんな表紙ばかりが並び、辟易してしまいました。
ふらふらしながら男性誌のコーナーに移動。
男性ファッション誌も、私の気分に合いませんでしたが、それ以外は落ち着いた色調の表紙が多く、ようやく気分が鎮静しました。
どうも、他人から見れば汚いような、打ち捨てられたようなモノの方が性に合います。
今年の自分の絵の主題も「死」を中心にしています。
今描いている絵も、そのような感じです。
もうすぐ始まる「ephemeral～少女たちの領域」で展示予定です。
そして、先日、教授からいただいた『PAST OBJECTS』。
これは、アメリカの変なオジサンが、自分で地中から掘り出した変なモノのコレクションの本。
これもまた、「役目を終えて“死んだ”物体」を集めたものと言えるかもしれません。
ephemeral～少女たちの領域
会場：みうらじろうギャラリー
http://jiromiuragallery.com
会期：2015年7月25日（土）～8月16日（日） 12時～19時 月曜休
オープニングレセプション：2015年7月25日（土） 19時～21時
出品作家：足立絵美、上田風子、小川香織、加藤美紀、くるはらきみ、黒木こずゑ、桑原聖美、後藤温子、佐久間友香、高田美苗、鳥居椿、中井結美、永見由子、永吉友紀、濱口真央、平野実穂、松本潮里、水野恵理、むらいゆうこ、Jana Brike (ラトビア)、Amy Crehore (アメリカ)、Virginia Mori (イタリア)、Ania Tomicka (イタリア)
『絵本のいま 絵本作家2015-16』 [本]
『絵本のいま 絵本作家2015-16』が発刊されました。
展示が活動の中心となるため、ゆる〜く、書籍のお仕事募集しています♪
『詩とファンタジー』に掲載されました [本]
新作ではなく、記事として、『詩とファンタジー』に旧作のイラストが掲載されました。
何年も昔の絵です。
今は、ほとんどイラストレーターは引退状況です。
器用で無いので、人からの注文で絵を描く「イラストレーター」を続けて行くことが難しく辛くなって来た時期に、ギャラリーでの展示販売を目的とした絵を描く「作家活動」の依頼が増えて来ました。
自由に描くことが出来る反面、自分でテーマを見つけなければいけないので、発想することが難しい時もあります。
適度にテーマを与えられると、発想することが容易になったりします。
難しいテーマの展覧会だと、ギブアップすることもあります。
ワガママなものです。
最近、楽しいのは、大学のオープンキャンパスで行う「ワークショップ」を考えること。
準備にとても時間や手間がかかるのが難点ですが……。
本来は、外部（特に、これから大学を受験してくれる高校生）に向けて興味を持って貰うのが目的ですが、私が考えるワークショップは内部（在校生、卒業生、講師のかた）にウケが良いようです。
在校生は「モノをつくる」ということが大好きなんですよね。
昨日行った「UV樹脂の水滴金魚」も、内部の関係者にウケました♪
「水滴の中に閉じ込められた金魚」がコンセプトの細工物です。
在校生に、「こういう授業は無いんですか？」と言われました。
残念ながら、無いんですよね。
ワークショップで使うような樹脂粘土、UV樹脂などは価格も高く、授業にするにはそのあたりもネックになりそうです。
授業があれば、ワークショップ専門の講師になりたいくらいですが。
今は、近々、「樹脂粘土の猫ブローチ」をしたいと画策中。
樹脂粘土で創った猫に、受講者に好きな猫の毛並みを描き込んでもらうワークショップです。
こちらでオリジナルの猫の型を用意して、彩色だけを受講者にして貰う計画です。
『幻獣』の見本誌が届きました。 [本]
１年近くかけて描き上げた「ほんとにいるんですか?絵図鑑『幻獣』」（グラフィック社刊）の見本誌が届きました。
編集さん、ライターさん、デザイナーさんをハラハラさせながらのラストスパート。
丁度、学校で教えている学生達も卒業制作のラストスパート中で、「学生も頑張っているんだ！」という思いで描き上げました。
既に、Amazonでも予約受付中です♪
1575円で配送料無料です。
暫く、書籍のお仕事からは離れていましたが、こうなると欲が出てきます。
自費出版で良いので、豆本で発表を続けてきた「妖精の見つけ方」を描こうかな……と思っています。
『詩とファンタジー』やなせたかし追悼号 [本]
もう、しばらく前になりますが、『詩とファンタジー』やなせたかし追悼号に絵を描かせていただきました。
人を喜ばせるのがお好きなかたでした。
毎年、貧乏絵描きの集団のような『詩とメルヘン』や『詩とファンタジー』のイラコン出身のイラストレーターや詩人を集めて、参加費無料で、ご自身の誕生会を開いてくださいました。
いつも、お腹いっぱい食べられるように考えてくださり、ご自身の歌や踊りを披露しながらの楽しいパーティーでした。
パーティーは、いつも、お誕生日の２月６日の周辺に行われました。
もうすぐ、９５回目のお誕生日が巡って来ます。
やなせ先生のご意向で、「お別れの会」では無く、「『ありがとう！ やなせたかし先生95歳 おめでとう！』の会」が、開かれるそうです。
東京・新宿NSビルのNSイベントホールで行われ、午前10時30分から午後15時まで、自由な時間に、誰でも参列することができるそうです。
ご縁があった方も、「アンパンマンを見て育った」というファンの方も、どなたでも参加できます。
主催の有限会社やなせスタジオと株式会社フレーベル館は「誠に勝手ながらご香典、ご供花、ご供物の儀は固くご辞退申し上げます。ご来臨の節は平服にて、上記の時間内でご都合のよい時間に、お越しくださいますようお願い申し上げます」との事です。
「詩とファンタジー」と「イラストレーション」 [本]
時を同じくして、２冊の本が送られて来ました。
１冊は『詩とファンタジー』、もう１冊は『イラストレーション』。
本当に久し振りに『詩とファンタジー』から絵の依頼が来た号でした。
それが、やなせたかし先生の、最後の責任編集になるとは思ってもいませんでした。
きっと、この号の色校正を、ベッドの上でご覧頂いたのではないかと思います。
この号には、やなせ先生の絶筆と思われる絵と文章があります。
これを見て、やなせ先生の訃報に触れた時よりも、やなせ先生を失った実感が湧きました。
『イラストレーション』には、私が宝塚大学の授業内で担当している、学生の作品集『銀河鉄道の夜』についてのインタビューが掲載されています。
毎年思うのですが、編集委員は本当に大変な思いをして編集からデータ作りまでをします。
こうして雑誌に取り上げられることも、編集委員の大きな喜びになってくれているのでは無いかと思います。
そうこうするうちに、宝塚大学新宿キャンパスのイラストレーション領域が参加する、大きなイベントが迫って来ました。
神宮外苑で開催される「東京デザイナーズウィーク」です。
今、急ピッチで準備が進んでいます。
会場では、『銀河鉄道の夜』作品集も無料配布されます。
会場でお手に取ってご覧いただければ幸いです。
東京デザイナーズウィーク2013
会期 10月26日（土）ー11月4日（月・祝） 10日間
時間 11:00–21:00（最終日：20:00まで）
会場 〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町2-3
明治神宮外苑絵画館前（中央会場）、都内サテライト会場
http://www.tdwa.com
今年の作品集『銀河鉄道の夜』 [本]
今年の、宝塚大学新宿キャンパス・イラストレーションコースの作品集『銀河鉄道の夜』が出来てまいりました♪
北見教授の拘ったのが、本を曲げた時に小口に現れる仕掛け。
宮沢賢治のシルエットが浮かび上がります！
編集委員、頑張りました！！！
この、宝塚大学新宿キャンパス・イラストレーションコースの作品集『銀河鉄道の夜』は、学祭などでも無料配布されます。
著名なイラストレーターの描き下ろしもあります。
どうぞ、学祭などにお越しいただき、是非、手に取ってご覧下さい♪
『絵本のいま 絵本作家2013-14』に掲載 [本]
玄光社から刊行の『絵本のいま 絵本作家2013-14』に掲載中です。
「データ入稿×」になっておりますが、「データ入稿◯」です。
久しぶりに、まるまる１冊の絵を描かせていただくことになりました。
来年３月あたりに刊行予定です。
自分の好きな分野の本で、かなりワクワク♪
刊行されましたら、またこちらでご案内させていただきます。
「ピーターパン」作品集 [本]
一昨年が「赤頭巾」、昨年が「青い鳥」と、色のシリーズになっている宝塚大学新宿キャンパスのイラストレーションコースの作品集。今年は「ピーターパン」ということで「緑色」です♪
編集作業も大詰めです。
出来上がった作品集は、宝塚大学新宿キャンパスでの学園祭や催しなどで配布予定です。
基本は学生の作品集なのですが、教授の北見隆さん、城芽ハヤトさん、たぶき正博さん、吉田光彦さん、古屋亜見子さんなど、著名なイラストレーターの描き下ろし作品なども掲載されて、毎年、見ごたえのあるものになっています。私も、ひっそり参加。
是非、学園祭などにお越しいただき、手にとってご覧頂きたいです。
イベントなどの情報は、こちらのサイトからご確認ください。
http://www.takara-univ.ac.jp
明日、第35回2011日本ホビーショーに行きます♪ [本]
※描きかけのタブロー、ゆっくりと進んでます……それじゃダメなんですが；；
明日29日、第35回2011日本ホビーショーに行きます♪
豆アルバム２種類と、『妖精の見つけ方』ケース１とケース２の布装版です。
私は、29日の午後１時から閉館の５時まで会場に居る予定です。
その間、私の作品はご購入いただけます。
販売ブースには、私は午後２時から４時まで居ります。
販売ブースに居ない時には、会場をウロウロしていると思います♪
第35回 2011 日本ホビーショー
本の宝石・現代日本豆本作家展
会期 2011年4月27日（水）～4月29日（金・祝）10:00～17:00
会場 東京国際展示場（東京ビッグサイト） 東1ホール
http://www.hobby.or.jp/hobbyshow/2011/
日本ホビーショー「とじ郎倶楽部」スペース
（スクラップ＆コラージュエリア・ブースNo.10）
東京都江東区有明3-10-1
入場料 当日券1000円（前売券800円、割引券使用当日800円）
上記サイトで割引券もダウンロードできます。
企画 とじ郎倶楽部、日本豆本協会（代表／田中栞）
