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額縁の棹 [額縁]

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近所に、DIYのお店が出来ました。
そこでは、珍しく、未塗装の額縁の棹のような木材が売られています。
ネットでも額縁の棹は売られていますが、未塗装のものはあまり無いようです。
また、販売の単位が長いので、ちょっとだけ使いたい場合に困ります。
近所のお店では、30センチのものと60センチのものが売られているので、
私のように、少しだけ額縁のポイントに使いたい場合、重宝しそうです。

昨日の「テンシノヌケガラ」の原型も、オリジナル額縁に使ってしまおうかと考えています。
今年の6月あたりには、オリジナルの額縁を創っている作家ばかりの展示にも、参加予定です。

さて、そうこうするうちに、本日、「幽霊橋 GHOST BRIDGE」展最終日です。
夕方から少し顔を出す予定です。

また、アートラッシュ「スウィートなかほり」展は、明日からになります。


「幽霊橋 GHOST BRIDGE」展
会場:画廊喫茶Zaroff(初台)
会期:2016年2月11日(木)~23日(火)
   水曜日定休
   12:00~20:00 
参加作家:木村龍(人形造形、絵画)、浅野信二(絵画)、坂上アキ子(絵画)、Toru Nogawa(絵画)、高田美苗(人形造形)、山科理絵(絵画)

「スウィートなかほり」展
会場:アートラッシュ(代官山)
   渋谷区恵比寿西2‐14‐10 トゥワォン代官山103
   Tel:03-3770-6786
会期:2016年2月24日(水)~3月7日(月)
   11:30~20:00 
   月曜日は17:00まで 火曜日定休

ギャラリー オル・テール五周年記念企画 「選りすぐり秀作」展
会場:ギャラリー オル・テール(京橋)
会期:2016年2月13日(土)、18日(木)、19日(金)、20日(土)、25日(木)、26日(金)、27日(土)
時間:13:00〜19:00(最終日18:00まで)
出品作:混合技法のタブロー、古い銅版画です。

「100人の鳥獣戯画」展
会場:ピンポイントギャラリー(表参道)
会期:2016年2月8日(月)~27日(土)
   祭日は平常通り 日曜定休
   11:00~19:00 土曜日は17:00閉廊
出品作:混合技法のタブローです。
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自作額 [額縁]

2015-08-27.JPG
自作額は、昨日から丸一日かけて、ここまで。
赤茶色のペンキを何度も塗り、その上から黒いペンキを何度も塗り。
サンドペーパーを軽くかけてから、ロウを塗って磨き上げました。
まだ金具を付けたり、アクリル板を切ってセットしたり、やることは残っていますが、だいたい完成です。
古びた感じを出しています。
ただ、「骨董店」で買ったような立派な感じではなく、「古道具屋」の隅で埃をかぶっていた額のような、大正か昭和の時代に西洋の額縁を真似てちょっと木工の心得がある人が作ったような感じを目指しています。
骨董店で売っているような立派な額を誂えてあげられたならば、尚更いいのでしょうけれど……まぁ、私程度の絵には、まさにこれが「お誂え」向きです。
価格を抑えたいので、外箱は付きません。

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「やさしい禁忌」展
会場:ギャラリー オル・テール
   http://or-terre.jimdo.com
会期:2015年9月4日(金)〜12日(土) 日曜休廊
   13:00〜19:00(最終日18:00まで)

参加作家:カネオヤサチコ、清水真理、神宮字光、須川まきこ、高田美苗、呪みちる、古川沙織(50音順)
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自作額縁と人形ブローチ展示台 [額縁]

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9月4日からの「やさしい禁忌」展で、人形ブローチを「グッズ」ではなく「一点ものの作品」として扱っていただけるということで、展示用の台を作りました。
3点の出展予定ですが、4つ作りました。

2015-08-26-02.JPG
額縁も、順調に自作中です。
でも、肝心の絵が進んでいません;;
いや、なんとかします!!!

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「やさしい禁忌」展
会場:ギャラリー オル・テール
   http://or-terre.jimdo.com
会期:2015年9月4日(金)〜12日(土) 日曜休廊
   13:00〜19:00(最終日18:00まで)

参加作家:カネオヤサチコ、清水真理、神宮字光、須川まきこ、高田美苗、呪みちる、古川沙織(50音順)
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自作額 [額縁]

2015-08-24.JPG
やはり、9月の「やさしい禁忌」展の為に額縁を自作することにしました。
材料を買い揃えると、いくら自作とは言え、そこそこの値段になります。
素直に、最初から良い額を買っておくのだった……;;
でも、これ以上額にお金をかけられないので自作します〜。
時間も無いけど〜。

中に入れる絵も、少しずつ進んでいます。
少しずつです。

人形ブローチも、もうひとつ作りたいところです。
人形ブローチは、グッズではあるのですが、1点ものの作品扱いにしてくださるそうですので、
もし売れてしまっても、会期終了までご覧いただけそうです♪

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「やさしい禁忌」展
会場:ギャラリー オル・テール
   http://or-terre.jimdo.com
会期:2015年9月4日(金)〜12日(土) 日曜休廊
   13:00〜19:00(最終日18:00まで)

参加作家:カネオヤサチコ、清水真理、神宮字光、須川まきこ、高田美苗、呪みちる、古川沙織(50音順)
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額縁の本 [額縁]

2015-08-20.JPG
注文してあった額縁の本が2冊届きました♪
幸せです☆
額縁について、創るだけでは飽き足りません。
少し歴史などについても詳しくなりたいと思います。
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なんちゃって額縁講座(その8) [額縁]

なんちゃって額縁講座(その8)
なんちゃって額縁講座(その8)です。
2015-07-21-01.JPG
1)木材を組み終わったら、額に付けるオブジェを作ります。
  オブジェは、石塑粘土でも樹脂粘土でも、お好みの粘土で作れば良いと思います。
  私は、造形によって使い分けています。
  今回の髑髏のオブジェは、樹脂粘土を使っています。
  また、展示までに時間の余裕が無い時にも、焼いて固めるタイプの樹脂粘土は良いと思います。
2)オブジェを額に貼り付けます。
  樹脂粘土の場合は、万能の接着剤を使用します。
  石塑粘土の場合は、木工用ボンドで良いと思います。
3)ジェッソで下塗りします。(画像は省いてあります)
  「ジェッソ」は、古典技法の「石膏地」をイメージしています。
2015-07-21-02.JPG
4)赤茶色っぽい塗料を塗ります。
  今回は、どこでも手に入る水性塗料(乾くと耐水性になるもの)を使っています。
  本当は、水性塗料は乾いてもペタペタした感じになるので、あまり好きでは無いのですが……。
  「赤茶色」というのは、古典技法の額を作る時の「ボーロ(箔下とのこ)」をイメージしています。
2015-07-21-03.JPG
5)黒の塗料を塗ります。
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6)サンドペーパーで軽くヤスリます。
  この時に、「4」で塗った、赤茶っぽい下地がところどころに見えるくらいまでヤスリます。
2015-07-21-06.JPG
7)全体に、ロウを塗ってから拭き上げます。
  ロウで仕上げると、ニスのようにピカピカせず、落ち着いたツヤが出ます。
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あとは、好みでアクリルを入れます。
その他、吊り金具やトンボ、ヒモなどを付けて、展示できる状態にします。
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なんちゃって額縁講座(その7) [額縁]

なんちゃって額縁講座(その7)
なんちゃって額縁講座(その7)です。
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角材を切って、四角く組み、キャンバスを入れる部分を作りました。
2015-07-04-02.JPG
角の部分は、隅金を使って補強。
ボンドで木枠を額の表側に貼り、釘で止めました。
釘は、なるべく表から打ちたくないのですが、やむを得ない時は「かくし釘」を使用します。
2015-07-04-03.JPG
「かくし釘」というのは、釘を打ち込んだ後に、頭の部分を横からひっぱたいて取ってしまうものです。
頭を取った上に、パテで釘穴を埋めてしまいますので、ほとんど目立ちません。
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また、釘穴の上から、先に作っておいたオブジェを付けてしまえば完璧に釘が見えなくなります。

このように、念には念を入れて、額縁が壊れないようにします。
今までの経験で、展示の途中で壊れてしまうような作品は、ギャラリーのかたに多大なご迷惑をおかけすることが分かっています。
また、もし、作品をお買い上げいただいた場合、折角、作品を気に入ってくださったかたのお手元に届くまでに……更に言えば、届いた後にも容易に壊れてしまうようなものではいけないと思っています。
作品が永遠に残るとは思っていませんが、ある程度の耐久性は必要だと思っています。
勿論、表現に繊細さが必要な作家さんもいらっしゃると思いますので、あくまでも「私の場合」です。
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なんちゃって額縁講座(その6) [額縁]

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なんちゃって額縁講座(その6)
額縁作りは、あまり進んでいないのですが……。
夏の展示に出品する絵の為の額縁。
テーマに合わせて、髑髏、月桂樹、アーモンドのパーツを樹脂粘土で作りました。
ちょっと焦げましたが、気にしない。
額縁用のオブジェは、あまり仕上げを気にしないで、ザックリと作ったくらいが雰囲気が出ます。
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なんちゃって額縁講座(その5) [額縁]

なんちゃって額縁講座(その5)
なんちゃって額縁講座(その2)でそのままにしてしまった縦長の額縁の続きです。
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2015-05-27-03.JPG
基本、表からなるべく見えないところで、パーツをつないで行きます。
ボンドを付けつつ、釘で止めます。
パーツは、角材の他、トールペイントで使う「プラーク」という飾り板を切って使用しています。
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最終的には、上の画像のようにパーツを組みました。

今日は、ここまでです。

後の塗装は、「なんちゃって額縁講座(その4)」の額縁と同じです。
ただ、中の絵を描き進めてから、塗装の色を決めたいと思います。
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なんちゃって額縁講座(その4) [額縁]

なんちゃって額縁講座(その4)
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「星の王子さま」の絵を入れる額縁の続きです。
1)裏に、キャンバスを入れる為の「足」を作ります。
アップです。
2015-05-24-02.JPG
2)額縁全体にジェッソを塗ります。
2015-05-24-03.JPG
3)水性ペイントの「ライトカーキー」を塗ります。これは、好きな色で下塗りすれば良いと思います。
私が「ライトカーキー」を塗った理由は、伝統的な額縁の作り方に「ボーロ(とのこ)」を下塗りに使うのを模したのです。
ボーロが赤茶色をしているので、それに近い色を下塗りに使用しました。
2015-05-24-04.JPG
4)次に、水性ペイントの「ミルキーホワイト」を塗ります。これも、好きな色で構いません。この額縁の場合、白っぽく仕上げたいので、「ミルキーホワイト」にしました。2015-05-24-05.JPG
5)紙やすりでやすって、下塗りの「ライトカーキー」がいい感じに見えるようにします。
6)「アキーラ」の黒とイエローオーカーを薄めて(かなりシャバシャバに薄めます)、たっぷり塗ります。
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7)ボロ布で拭きます。
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思い通りの色にならなかった場合、更に上から色を重ねたり、濃過ぎたらホワイトを薄く塗って、イメージ通りに仕上げて行きます。
失敗を恐れる必要はありません。どんどん、上から修正して行ってください。
8)仕上がりのイメージです。
2015-05-24-08.JPG

この後、アクリル板を入れたり、吊り金具を付けて完成です。
今回は、「水性ペイント」で塗りましたが、私は水性ペイントの乾いてもペタペタした感じの仕上がりが好きでは無いので、いつもは「油性ペイント」を使っています。
刷毛目が出るのが嫌いな人は、スプレー式のペイントを使っても良いと思います。

「6」の「汚し」を入れる方法ですが、北見隆先生は「ヨゴシロ」という「汚しを入れる為の少しくすんだ白」をブレンドされて使われています。

「なんちゃって額縁」は、伝統も、お約束も、何もありません。
自由に創造の翼を羽ばたかせてください。
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